本『「後回し」にしない技術』を読んで糖尿病を治療しよう

『「後回し」にしない技術』はイ・ミュングさんという方が書かれた「すぐやる人」になるための本です。

やらないといけないことがあるんだけどなかなか始める気にならない

っていうことありますよね。

そういわれてすぐ思いつくのが夏休みの宿題ですかね。

毎日少しずつやればいいのはわかってはいるけど...

「まだまだ休みは長いし」

    ⇓

「そろそろ始めようかな」

    ⇓

「・・・いい加減始めないと。よし、明日からやろう・・」

    ⇓

「・・・・あさって始業式だ・・・やばい。・・・・どうしよう!」

心当たりありますよね。

もちろん私もそのくちでした。

糖尿病の治療でいうと

 食事療法(ダイエット)や、運動が大事なことはわかっていても

なかなか始められないし、始めたとしても長く続かない。

どうしたらいいのかそのヒントがかいてありました。

まずはイメージです

「自己規定効果」といって

ひとは「自分は○○な人間だ」とおもうイメージの通りに行動するんだそうです。

つまり「自分は意志が弱くて物事を続けられない人間だ」と思ってしまうと実際ものごとを途中で投げ出してしまったり、イメージに合った行動をとってしまうということです。

それなので、根拠はいりません

まずは「自分は物事を続けられる人間だ!!」と思い込みましょう

次に物事を

     どうやったら始められるか

     どうやれば続けられるか

なにかを始めるときに気を付けたいのが「時間不一致現象」というやつです

言葉は難しいですがようするに

 「今やるのはめんどくさいけど、後でならやれそうな気がする」というものです。

つまり「よしっ、明日からやろう!!」 ってやつです。

結局、次の日になったらまた明日からにしようってなります。

これはやめて、今から始めましょう。

では重い腰をどうやって動かすのか。

すぐ始めることです。

すぐ始められないから困っているのにすぐ始めろと言われても

それができないから困っているんだといわれそうですが

始めるまでは気が重かってけど、やり始めてしまえば意外と楽しかった」

なんてことは皆さんも経験があるのではないでしょうか。

読んでいない本がたまっていて「はやく読まないとな~」

と思っていてもなかなか手に取れなかったのに、読み始めてみたら一気に読んでしまった。

たまっていた仕事に取り掛かるまでは気が重かったが

やり始めたら集中して一気終わらせてしまった。など。

つまり余計なことはあまり考えず、そして高すぎる目標はもたず

とりあえず、まずやることです。

糖尿病の運動療法でいえば

いきなり1時間もウォーキングしようとしなくていいです。

家の周りを一周回るだけでいいので今すぐ靴をはいて外に出ましょう。

食事療法では

いきなり主食を半分にするとか、間食は一切食べないようにしなくていいです。

まずは野菜から食べる、ゆっくりよく噛んでたべる。

ぐらいからでいいので今日から始めてみましょう

次に続けるにはどうやったらいいか

根性だけで続けるのは限界があります。

続けざる得ない環境にするのが良いとのことです。

運動療法で考えると

家族や、友人と時間を決めて定期的にウォーキングしたり

スクールにはいって毎週〇曜日はプール、テニスなどと決められていると

半強制的につづけられます

食事療法では

お菓子は家に置いておかない

1日1食分だけでも宅配食にして低カロリーの食事が定期的に送られてくるようにしておく。

などが考えられるでしょうか。

結論です

 先送りしても何も解決しません。むしろやり始めるまでが苦痛です。ほんとに少しだけでいいのでまず何か行動してみましょう。

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